BRとOTTOCOINの今後の行方




ビットリージョンについては、これ以上記事を書くつもりはなかったのですが、何か貢献したいという方がたくさんいるようなので、そのひとつのヒントになればと、私なりの意見をつぶやいてみたいと思います。

D9Clubの訴訟問題

まずは、みなさんもご存知のこちらのニュース。
超高配当でトラブル急増 「HYIP」被害弁護団結成へ

D9Clubといえば、HYIPが流行りだした頃、ビットリージョン、ビットキングダムと並んだ3台巨塔のひとつです。
それぞれ、色は異なる3サービスですが、全てひとくくりに"HYIP"と呼ばれています。
今回はD9clubがポンジ・スキームであるかという議論はしませんが、このニュースが広まることで、よりこれらのHYIPに対する風当たりが厳しくなっていきます。
HYIPの問題視されている所は、暗号通貨と詐欺に対するイメージの結びつきが強くなってしまうこと。そして"MLM"つまり、ネズミ講のシステムを有しているということです。

ビットリージョンとD9の違い

残念ながら、外から見たら、他の詐欺案件と何ら変わりません。
しかし、ビットリージョンのシステムについては一部の方の貢献により、徐々に明らかになりつつあります。
ビットリージョンの特徴は運営が何度も主張しているようにP2Pシステム(システムが自動的に処理をしている)を採用しています。他のサービスのように、投資資金に直接触れていないので、運営の意思で出金を停止(飛ばす)という概念はありません。運営は手数料で利益が発生しているのみです。
ビットリージョンは、システムが回っていないと、手数料が取れないわけですから、今行っている運営の行動は、すべて正常化に向けたものであると理解できます。
派手なイベントや、広報、虚偽の提携の掲載等を行っていない事も他のサービスとは違うのかなぁと思っています。(あまり重要な要素ではありませんが・・。)

OTTOCOINは詐欺なのか


OTTOCOINは、概ね以前までにお話した通りの動きをしています。まだまだ謎な所が多いですが、確実に歩みを進めています。​

まず、残念ながらこれまで書いてきたように、外の世界からはOTTOCOINについても
"HYIP関連=詐欺コイン"という短絡的発想の人達が溢れています。
このような方達にはどうしたらいいかというと、基本的には何も考える必要はありません。
私達だってOTTOが詐欺でないと言い切れる証拠はないでしょうから、その時は認めればいいですし、価値が生まれたときは、その方達がお客さんになるわけです。

OTTOCOINが詐欺だというのであれば、それはホワイトペーパーの中で、保険の代わりになると謳って、資金を大量に集めた所で、そんな計画は一切なく、ドロンするというシナリオになります。
まず、OTTOの資金の殆どはBRからの提供で、一般投資家からは殆ど資金を集められていないです
OTTOが詐欺だった場合一番の被害者はBRになるわけです。

過去に、OTTOと同じLitecoinベースのDircoinという詐欺コインがありました。
詐欺が疑われる仮想通貨(暗号通貨)への投資 検証9

(おまけ情報)
OTTOCOINの開発状況としては、確実に進んでいるようです。
http://explorer.ottocoin.com/
http://exchanger.ottocoin.com/

TOPから直接はリンクされていませんが、Exchangerは先日まで確認できました。(CoinDesk等のロゴが貼ってありましたが詐欺でないことを祈ります)
Explorerは今でも確認できます。私はぎりぎりOTC所有ランキング100位に入っていませんでした。
もう既に見れなくなってしまったので、画像が用意できないのですが、ひとつ気になっているのは、OTCのExchangerも他のサイト同様売り手と買い手が希望の金額を登録するタイプのようですが、誰から購入するかが選べるようでした。
保険会社が契約者向けにOTCを売りに出して、それを買ってもらう・・といった使い方はできそうですが、真相は分かりませんね。
ひとまずの用途としてはビットリージョンのシステムに使用するためにこの取引所で購入する、ということになるのではないでしょうか。

BRとOTTOCOINの進むべき方向

上記のとおり、BRとOTTOCOINは確実に前に進んでいます。
焦る気持ちはわかりますが、まずは年内の復活を目標にしていると運営が言っているくらいですから、あまり余計なことはしないほうが良いのかなと思っています。
ひとつ、気になっているのは、以前私の記事で、OTCは上場し、取引量が公開されることで価値があがると書きましたが、それを急ぐあまりに買い煽りの拡散等が広まってしまわないかなというところです。
OTTOCOINは投機商品として仕立て上げるべきではないと思います。
(現状、何の価値も主張できないので売れないと思いますけど。)
一部の方の好きな、"仕手"とか"仕掛ける"とか、一時的に価値が上げて"自分たちが"逃げられればいいとか、そういう話ではありません。価値を生み出して、初めて自分たちに還元されます。
汚い言い方をすれば、運営の描いているスキームが構築されるまで、黙って持っておけばいいと思います。

私たちは何をすべきか

これは私はふたつの提案をしたいと思います。
ひとつめは、以前から言っているように、ビットリージョンの運営の言うとおりに協力すること。
彼らは、引き続きリージョンバンクを支援して欲しいといっています。
継続的なPHがないと、循環はありません。
しかし、これには資金的限界もありますし、ボリューム的にはあまり大きくありません。

そこで、ふたつめの提案としては
BRからMLMの要素を排除する提案を運営にすることです。
冒頭にも書いたように、MLMは立派な訴訟案件になりえます。(ネズミ講とは違う、年金だってネズミ講、色々いえますが、現に訴訟がおきてます。)
犯罪になる可能性があるものを新しい人に使ってもらうわけにはいきません。
紹介報酬はコインチェックですら1万円のアフィリエイトを行っているくらいなので、OTCのプレゼント等色々やりようはあります。

階級を上げている人は旨味がなくなってしまうので、代案が必要かと思いますが、それは他の要素にも活用できるのではないかなと思っています。階級が高いほどプレミアレーンの上位になれるとか。(ただし階級が高いほど日利を増やすとかは、富の集中になってしまうのでそういったことではないです。)

おわりに

本来はBRや、OTCを支援するというのは諸刃の剣ですが、なぜ記事にするのかというと、リージョンのシステムがブロックチェーンのビジネスとして面白いと思っている(のと、私のポートフォリオの10%強がこのBRにある(笑))からです。
みなさんが行方を案ずるビットリージョンですが、一番、復活してほしいのは運営だと思います。
今回で、暫くBR関連の記事はお休みしようと思いますが、あせらず、見守り続けていきたいと思います。


次回以降はのんびりした記事を書いていこうと思います。

コメント

  1. 焦らずまちます。
    記事に感謝いたします。
    MLMの仕組みはBRからなくしてもいいかもですね。
    そう感じます。

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  2. 感謝頂けるような内容があるとは思えませんが、こちらこそありがとうございます。
    周りの風当たりも強くなりますし、運営の動きが殆ど見えないのが気にはなりますが、どうすればいいかと考えると本当に悩ましいですね。

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  3. 答えは運営の思考の中、とんでもない天才達!!!?です。
    そして最も大事な事は世界の富の分配と言うビジョンをもっている!!!?と言う事。
    カゴの中にいる私達は彼らを信じるだけですね。
    そしてもう一つ大事な事は、頭の片隅に置いて置いて期待しないで忘れる事が一番幸せと思います。

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    1. 天才かは分かりませんが、運営はリソースとコミュニーケーション力が足りてないのでもっと頑張って欲しいですね。。
      BRを復活させたい人は運営に協力すればいいと思いますし、復活して欲しい人はおっしゃる通り待ってればいいのかなと思います。

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  4. こんにちわ。
    Web上でOTTOCOINの情報を探していてこのブログにたどり着きました。BitRegionのシステムが素晴らしいと感じて昨年から始めましたがBitRegionのGH停滞から停止状態になってしまったことは正に人の欲が作り出した蜘蛛の糸のように思えてなりませんでした。
    今回、OTTOCOINとBitRegionがジョイントする事でBitRegionは大きく変わるかもしれません。OTTOCOINとビットコインのエクスチェンジやOTTOCOINによるPHやGH・・・。
    ビットコインのトランザクションの混雑問題もまだ解決には至りませんしOTTOCOINのトランザクションを使用するのはとても面白いしそれをBTCにエクスチェンジできる事も面白そうです。
    様々な情報を収集してきましたがmagnumさんの分析が一番しっくりきましたね。
    OTTOCOINでのPH-GHやBTCエクスチェンジまでまだ時間がかかりそうなのでその先の分析もよろしく進めてくださいね。

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    1. ありがとうございます。
      独自通貨のシステムへの組み込みも全て予定通りだったのかもしれませんが、外乱が多くなかなか前に進めていないように感じています。
      開発をしたいのにトラブル対応に追われるもどかしさは良く分かります。。

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  5. こんにちわ、上記コメントを書いた者です。一つ質問したいのですが・・・・
    CryptoCurrency Market CapitalizationsにOttoCoinの名前がボチボチ載るのかなぁ・・・と思いながら眺めていますがまだ出てきません。
    Polybius (PLBT)はつい先日ICOで資金調達したばかりの仮想通貨です。私も0.5BTCほど投資しています。なのでこれは本物だと思いますがOttoCoinの名前は今後出ますのでしょうか?

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    1. リクエストフォームを見てみると分かりますが、実際に取引所にて取引がされていないと載せることはできません。
      しかし、cryptopiaを見てみると、上場していても載っていない通貨も結構あるので、そんなに気にしなくてもいいと思います。
      本物、偽物の定義は分かりませんが、OTCと言う名前だと確かottomancoinというものが先にあったと思うので、こちら(ottocoin)は偽物かもしれません笑

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  6. 今後のOTCについて記事をお願いします

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